介護職の働き方に関係してくる休日のこと

高齢者が入所している介護施設の場合、原則として24時間の勤務体系になります。24時間の場合は当然ながら交代制の勤務になり、二交代制と四交代制のシフトが一般的です。シフト勤務の場合は休日が週によって変動するケースがあります。週休二日制といえば土日休みのイメージがあるかもしれませんが、土日という決まりはありません。休日が月曜日と土曜日などと、不定休であるケースは多いです。

休日を多めに確保したいのなら、事前に職場側に確認しておく必要があります。年間の休日日数は何日あるのか、有給休暇の消化率はどのくらいか、などは重要なポイントです。さらに、お子さんがいる介護士の場合、土日休みを希望する方が多くいます。土日休みならば連休を取れるので、身体がぐっと楽になるでしょう。週2日の休みがほしい場合は、完全週休二日制を導入する職場を選ぶと良いでしょう。なぜなら、週休二日制の職場であれば、月によっては1日しか休めないといったケースもあるからです。

介護職は特に体力と精神力が必要になるので、身体に無理をかけるのは禁物です。20代と30代では自分に合った働き方が変わってくるのが普通ですから、現在の勤務形態が合わないと感じるようになったら転職を検討しましょう。介護士の人員に余裕がある職場であれば、急な用事で休みたいときなども融通が利くこともあるからです。お子さんがいるママさん介護士ならば、仕事と育児の両立に理解を示してくれる職場を選びましょう。施設内に託児所を併設している職場もあるので、探してみても良いでしょう。